
「学校の先生になりたい夢があった。地元への愛着をずっと抱き、社会に対してできることがないか、と考える中で友人と行動を起こした」と言う中野さんに、manacoについてお話をお聞きしました!
manacoとは
コロナ禍で困っている学生向けに何かできないか、と5月1日に立ち上げたボランティア団体manaco。

教員養成大学に通う友人と2名で設立し、現在はさらに2名がジョインし、コアメンバー4名で活動しています。
manacoの活動理念
「すべての子供たちに寄り添った教育をするために学びとコミュニケーションを大切にし、安心できるオンライン上の居場所を提供する」

という活動理念は、団体名の由来に通じています。
どんな活動をしているの?
具体的な活動内容は、主に5つあります。
1 学習支援
お子さんに合わせて授業形式、宿題のサポートなど個々の形態で対応。基本的にオンラインで週1,2回程度のペースで実施しています。
2 トークルーム
話し相手になってほしいという希望にも応えています。学習支援と明確な使い分けはないので「勉強した後でおしゃべりしよう」ということも。接続するためのツールは、zoomやLINEなど、なるべくご家庭の希望に合わせて対応しているそうです。
3 イベント開催
教育について考える機会を設けていきたいと考え、主に後輩などの大学生を対象に実施しています。ちなみに、5月に「教育について語る会」の第1回を実施されており、次の予定は6月20日です。

教育に興味がある方は誰でも参加可能なので、気になる方はお気軽に下記の連絡先へお問い合わせください。
4 グループ学習
一人だと恥ずかしい人も、仲良し数名でなら参加できる、そんな人に用意した選択しやすいプログラムです。
5 自習室
集中力が切れると他のことをしがち、人に見られていると勉強しやすい、という人に向いているというオンライン自習室。質問にも対応してくれるそうです。
manacoの良さ
「manacoではお金が掛かることはございません!」
なんと!?
すべて無料!
かく言う、仙台時代スタッフも皆、子を持つ親ですので、こんなありがたいことはありません。ボランティアというからには当然かもしれませんが、「アルバイトという位置付けでも良いのでは?」という疑問が浮かび、その理由を聞いてみました。
「私たちは、子どもたちとの関わりからたくさん学ばせてもらってますので、その経験をいただけるだけで十分です。」
という、なんとも気持ちの良い回答が返ってきました。
「ただ、学習塾ではないので、学力向上ではなく、お子様の居場所として活用してもらえると嬉しいです。」と、はにかむ中野さんが印象的でした(笑)
特に意識していること
「親御さんに安心して利用いただけるよう、個人情報は公開しない旨を規約に定めています。さらにスタッフの基本スタンスとして、生徒さんの話は否定しません」と、しっかりと配慮がなされています。
また、もし専門家の方の話を聞いた方が良い、と感じた場合には、そちらを勧める、など、生徒さんに寄り添ったアドバイスができるよう心がけられています。
実際に利用された保護者の方のお話では、学習の習熟度よりも「学生のお兄さん、お姉さんとの繋がりが普段の生活の隙間を埋めてくれる」と、学習塾とは違った期待を持って頂けているようでした。
気軽に頼れるような居場所に

学習のサポートや学校生活での悩み相談など、お子さんが気軽に頼れるような居場所を提供するため、さまざまな企画を考え柔軟に対応できるよう日々考えているmanco。塾や学校とはまた違う取り組みの良さがあります。
もっと多くの方に知っていただきたい!という学生ボランティア団体のmanaco、仙台時代も心から応援します!ぜひ皆様、お気軽にご利用ください。
【子どもの為の学生ボランティア団体】
※全て無料です!!
☆安心できるオンライン上の居場所を提供します💻
☆宮城教育大生を中心に、学習支援を行います✍️
☆不登校の子や障害がある子、経済的に恵まれない子など様々な子どもを支えたいです🤝
☆主に宮城県・仙台市の小中学生が対象です🌲
一緒に活動してくれるボランティアの方も募集しているそうです!
ぜひ、興味のある方は、お気軽にmanacoまでご連絡ください。