震災後の原子力に対する批判と、
無害な自然エネルギーに注目が集まる中、2012年7月1日始まった
再生可能エネルギー固定価格買い取り制度。
年々買い取り価格は下がってきており、
最近、雑誌などでは「太陽光バブルの終焉」的な見出しが
時々見られるようになってきたのは新しいですが、
そんな最中の出来事。
震災後、メガソーラーとまでは行かないにしろ、
車で走っていると、田んぼにソーラーバネルが設置してあったり、
ちょっとした空き地に設置してあったりと、よく見ると結構あるんです。
以前はそれほど頻繁には見かけなかったソーラーパネルが
コレだけ目に付くのは、それだけ身近になったと言うことですね!
「唐突」「増強本気か」東北電に不満噴出
東北電力は7日、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づく
契約受け入れ中断について、発電事業者らを対象とした説明会を仙台市
青葉区の本店で開いた。説明会は2回あり、計約800人が出席。唐突
な発表への批判や今後の事業計画を懸念する声が相次いだ。東北電側は、電力システム部などの担当者が「予想を上回るペースで再
生エネ導入が進み、このままでは安定供給が維持できなくなる」と理解
を求め、陳謝した。出席者からは「9月末の発表で10月1日からの中
断は早すぎる」「送電網の増強などに本気で取り組んでいるのか」など
と不満が噴出した。具体的な中断期間や、中断終了後の受け入れ方法を示すよう求める事業
者らに対し、東北電は経済産業省の作業部会が年内をめどに結論を出す
ことを説明。
地域間連系線を使った余剰電力の他社融通などを挙げ、「単独では決め
られない。国の議論を踏まえ検討する」と答えるにとどまった。説明会は8日に青森、秋田両市、9日に福島市、10日に盛岡、山形、
新潟各市で開催される。2014年10月08日水曜日 河北新報より
勘違いしないでもらいたいのが、
家庭用などの低圧契約(50キロワット未満)は従来通り受け入れを継続する。
ここが一番重要かもしれませんね~
一般家庭の屋根に設置するタイプで多いのは4~5kw程度ですね。
今のところ一般家庭は関係ないので安心ですが・・・この先はどうでしょう?
まさに先行き不透明!とりあえずは早い者勝ちってところですかね?
現時点で各社の対応はこんな具合
北海道電力 10kW未満は通常受付中
東北電力 50kW未満は通常受付中
四国電力 10kW未満は通常受付中
九州電力 10kW未満は通常受付中
ちなみに現行では契約した時点での価格で
10kw未満だと余剰電力の買取で期間は10年
10kW以上の場合、全量買取か余剰買取かは契約時に選択。
期間は余剰買取でも全量買取でも20年
自然エネルギーが普及することは良いことだとは思いますが、
せっかく出来上がってきた良い流れに水をさす出来事。
既に途中まで投資してしまった方はどうなるのでしょうねぇ。
一般家庭でも太陽光発電(10kw以上設置)を利用して
住宅ローン0円にするといった太陽光システム設置の企業は影響必至!
とりあえず「中止」ではなく「中断」という状況。
このままさらに悪い方向に進まないを祈りましょう。。。

わさび

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