仙台時代編集部

宮城県が最終処分場に選定。

指定廃棄物最終処分場候補環境省、3市町に調査要請

東京電力福島第1原発事故に伴い宮城県内で発生した指定廃棄物(放射性セシウム濃度1キログラム当たり8000ベクレル超)の最終処分場建設に関し、井上信治環境副大臣は21日、候補地に選んだ栗原市と加美、大和両町を訪れ、候補地決定の前提となる地質などの詳細調査への協力を要請した。

加美町は「候補地の選定過程に疑問がある」として調査への協力をあらためて拒否した。大和町は「町民への説明後に判断したい」と回答を保留した。栗原市は3市町が一致して協力することを前提に、調査を受け入れる意向を示した。

村井嘉浩知事、県市長会長の奥山恵美子仙台市長、県町村会長の鈴木勝雄利府町長が同行した。井上副大臣らとの会談後、佐藤勇栗原市長は記者団に対し、「最終処分場がなく、現実に困っている。調査には立ち会いたい」と話した。

猪股洋文加美町長は、候補地の除外基準となる年間客50万人以上の観光地が近いと指摘。「選定過程に欠陥がある。納得できる説明があるまで調査には応じられない。風評被害対策も認識不足が甚だしい」と批判した。

浅野元大和町長は「市町村長会議での議論を踏まえて示された候補地なので尊重しなければならない。ただ町民や議会への説明が必要。その後に判断したい」と述べた。

訪問終了後、井上副大臣は報道各社の取材に対し、「3市町の足並みをそろえるべきだとの意見をいただいた。丁寧に説明して理解を得たい。議会や住民への説明にも応じる」と述べ、早期着手に向け、環境整備を急ぐ考えを示した。環境省は20日、県内35市町村の首長らを集めた会議で3カ所の候補地を提示した。地質や地盤などの詳細調査を経て、1カ所に絞り込む。

◎環境相「早く決めたい」

石原伸晃環境相は21日の閣議後記者会見で、福島第1原発事故に伴い宮城県内で発生した指定廃棄物最終処分場の候補地選定をめぐり、「自治体に対して(今後実施する)詳細な調査への丁寧な説明をする。
調査結果を評価し、最終的な候補地をなるべく早く決めたい」との考えを示した。環境省は候補地として栗原市と大和、加美両町を提示したが、首長や住民からは反対や困惑の声が上がっている。

石原氏は「いずれも国有地だが、ボーリング調査などによる専門家の判断なしには前に進まない。自治体に調査を受け入れてもらい、理解を得なければならない」と話した。

候補地の自治体への支援策については、「地域振興策は重要だと考えている。密封型施設の安全性を説明するほか、風評被害対策をやらなければならない」と強調した。

2014年01月22日水曜日河北新報より

やはり今週の大きなニュースと言えばコレですよね。

まさか宮城県が最終処分場に選定されるとは・・・
私も非常に驚きました。。。

最終処分場の問題は本当に難しい問題だと思います。

誰もが嫌がるのは至極当然。
しかし、誰かが引き受けなければ決して解決することの無い問題。

最終処分場が無ければ、核廃棄物はさまよい続けます。

最近テレビでも、ちょくちょくフィンランドの最終処分場について
特集されることがありますよね。

フィンランドではオンカロと呼ばれる処分場があり、
強固な岩盤を400mも掘り、10万年ものあいだ「保管」するそうです。
10万年後の人類の知恵に期待して「保管」。

日本の地理では安定した強固な地盤に作られたオンカロのような
最終処分場には向かないと、オンカロに携わった学者はそう述べているそうです。

核は人類の手に負えないもの。

なんだかそんな気がしてきますね。。。

宮城県民としては、この問題がこの先どのように動くのか、
注視していくべきだと感じます。

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