仙台コラム

長者番付と東北と私

 今週16日、全国の税務署から高額納税者のそれが公示された。



 おそらく、多くの方が驚かれたに違いない。
 

そう、2004年度の高額納税者の頂点に立った人は、
 歌手や芸能人、スポーツ選手らではなく、また社長でもない。




 サラリーマン。




 運用部長。




 何をどう運用すればそうなるのか、
 宴会部長の僕では皆目検討が付かない。




 しかし、この長者番付。
 ざっと100位まで見てみると、気付くことがある




 いや、気付かされると言うべきだろうか。




 東北地方には、100位内に高額納税者がいないということに




 上は北海道から、下は沖縄まで日本を縦断するそれ。
 だが、甲子園の優勝旗のごとく、東北は置き去りにされている。




 この高額納税者の順位は、
 東北の経済の落ち込みを如実に表している。




 だが、東北にも戦士達はいる
 2004年の所得税額一千万円を越す高額納税者、
 いわゆるお金持ちさんは、2,796人とのことだ。




 そして、昨年東北地方で最も税を納めた人の金額は、




          2億2千万円超




 100億の給料もそうだが、億単位の数字は僕には理解しえない。




 これを理解するために、もっと生活感のある数字へ落とし込んでみる。
 2億2千万円の納税額のそれを身近に。




 たとえば、お土産に笹かまを送ってあげようなんて考えれば、


 7万1,790人の親戚や友人へ送ることが可能。




 仙台の牛タンを後輩に奢ってやるか!と意気込めば、


 18万6,655人の後輩が喜んでくれる。




 同僚と仕事帰りに楽天球場へ「おばんですチケット」で観戦に行けば、


 31万9,980の同僚でスタジアムは熱狂に包まれる。




 いかにその納税額が凄いか。
 東北にもそれだけの猛者がいるのである。
 なるほど、東北はこれからってわけだ。




 いつの日か
 全国100位のそれを
 東北のそれで染まることを夢見て。




 やれ、税金を納めよう。 


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わさび

わさび

仕事の都合で仙台を離れること6年、今はメンバーの中でひとり関東に在住しています。いつかまた仙台で家族で暮らせることを夢見るアラフォーです。東京から仙台情報を発信していきます
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