仙台コラム

国分町を支える男達


国分町




 言わずと知れた仙台の飲み屋街。
 

東京は歌舞伎町、札幌はすすきの。




 仙台は国分町。




 である。




 これはもう、間違いない。
 アフター5に「国分町に行こうよ」と誘われれば、
 それはもうお食事の誘いなどではなく、
 「今夜は飲むぞ!」の枕詞に他ならない。




 そして、この国分町を語る上でなくてはならないものがある。
 それは、




 キャッチセールス




 そう、国分町通りはキャッチセールスのお兄さんで溢れかえっている。
 歌舞伎町顔負けのそれはともすればお客さんと同じぐらいいるようにも思える。
 



 僕らが一度通りを歩くものなら、お兄さん達は嬉しそうに集まってくる。
 僕らが何も投げていないのに、お兄さん達は何かをキャッチしようとする。



 お兄さん達はなんとかキャッチしてもらおうと、
 あの手この手で声を掛けてくる。




 そのキャッチングトークには彼らの努力が見え隠れする。




 たとえば、自転車を押して歩いている人には、



 「どうです?今なら自転車割引しますよ!自転車割引!安いよ!」



 自転車割引という前代未聞のサービスを展開するお兄さん。




 深夜0時を過ぎると、



 「はい!お兄さん!ラストスケベ!ラストスケベしていきましょうよ!」



 映画ラストサムライの影響を隠し切れないお兄さん。
 



 auの紙袋をさげていると、



 「携帯割引!お兄さん、携帯割引しますから!ね!ね!」



 手にしているものはなんでもクーポン券に変えてくれるお兄さん。




 とにかく割引く。なんだって彼らは割り引いてくれるのだ
 



 彼らの類希なるキャッチングトークが、
 国分町を影で支えていると言っても過言ではないかもしれない。




 あなたも通りを通るときは、是非、彼らのキャッチングトークに、
 しばし、耳を傾けてあげて欲しい。
 
 
 そうすれば、いつもはうるさいだけのキャッチセールスも、
 また違った趣きをあなたに与えてくれるはず。




 さぁ、今日もまた国分町へ出掛けよう。

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わさび

わさび

仕事の都合で仙台を離れること6年、今はメンバーの中でひとり関東に在住しています。いつかまた仙台で家族で暮らせることを夢見るアラフォーです。東京から仙台情報を発信していきます
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